おぐら庵@濃厚な暮らし

いつか縁側で暮らしたい大学四年生

ルールがあるから守るってのは何も考えてないことと同義では?

毎日考えていることなんだけど、そういや書いてないなと思ってまとめます。相変わらず意思強すぎ人間です。

ルールについて初めて考えだしたのは小学生の頃でした。中学だったかも。少なくともその頃にはルールという存在を認識していた。校内で走ってはいけない、制服のスカートは膝下。約束がルールという言葉に置き換わったのは小学生の頃だから、やっぱり小学生の頃だと思います。

ルールってつまり、校則とかのことなんだけど。あれって何のためにあるんでしょうね。円滑に教育環境を回すため? それなら「クリエイティビティな人材」の育成とはかけ離れていると思うのですが。言うことを聞く人間を作る仕組みだなと思っている。もちろん、人が集団である以上、一定の規則は必要だと思う。だけど、ルールってそこにいる人を守るためのものじゃないの? 人じゃなくて集団を重視するルールなんて要らないと思う。

そもそもルールに粛々と従う生徒もおかしい(今までの教育によってルール=守るものと刷り込まれているからしょうがないとも思う)よな。ルールに従っているのは楽だけど、何も考えていないことと同じだ。

ルールって、守る前にすることがある。ルールを知って、理由を考えて、破ったらどうなるか考えて、妥当性を判断して、そこで初めてルールを守るか決めるべき。契約をするのに契約書を読み込むのと一緒。だから小学校、中学校の校則の強制はおかしいと思う。通うことが義務でなのに「学校に来ているなら校則を守りなさい」なんておかしな話じゃないか。お前らが来いって言っているんだ。一つも自分たちの意思は反映されてない。ルールは本人達が決めるべきで、その疑問を提言する場が用意されていないのはおかしなことだ。子供だから大人の言うことを聞きなさいってのもおかしなことだ。

じゃあ私たちは一生お前達の言うことを聞いていればいいのか? 違うだろうが。独り立ちしろとかそのうちねとか、絶対違う。自分たちのいいように扱いたいだけでしょう。子供という枠に当てはめて人権を軽視していると思ってる。誰だってルールに苦言を呈する権利はある。管理する側一強なのは絶対変だ。

まあこれが高校とか大学なら話は違うよね。もちろん不当なルールを押し付けられるのは嫌だけど、小中学校と違って純粋な「権利」だから。嫌なら他所に行けばいいんだ。

ルールの「存在を知ること」と「目的を理解すること」と「正当性を考えること」を踏まえた上ではじめて守るか破るかを判断できる。三つをやらないで守る、破るのは間違っている。ただその代わり、必ずしも守らなくても良いと思う。ルールそのものに異を唱えられる世界になるといいね。

ここまで色々言ってきたけど、私はルールは守る派です。破って叱られるのが面倒(破ることのデメリットがでかいから)。ただのチキンハート。