電車で男性が隣にいると警戒するのって私だけではないのだろうなと思ってる。
これを言うと男性は「男だからってなにかすると思われるのは心外」って感じると思うけど、ちょっと待ってほしい。あくまで一例としてその理由を書いてみたから見ていって。
例えばの話。電車で男性が隣に座ってきた時、どれだけ疲れてても耐えられなくなったら立ちます。隣の席に座りたくないねん。手を横に置いている人の場合とか、特に。痴漢って立ってる時だけじゃないって知ってた？ 座ってる時も痴漢されるんですよ。
でも言いたいのは男を警戒してるんじゃなく、「女だから安心してんだ」ってこと。だって女の人が私に手を出してきたことって私の人生で一度もない。正直、痴漢する側の人間として描かれる人物像が男性が多いという一種の洗脳もあると思う。
そもそも自分の認めた人以外と近づきたくないので、全ての人類を警戒してるんだよな。別に痴漢だけを警戒してるわけじゃない。マルチの勧誘なら女性だってしてくるし。だからとにかくほっといてほしいわけ。警戒されるの嫌かもしれないけど、あなただけを警戒しているのではなくて全人類を警戒してるから。
たまたま女性は仲良くなりやすかったり、自分に手を出してくるビジョンがないから安心するだけなんだよ。男性は女性のそばにいるとドキドキするでしょ？ 女性も男性のそばにいるとドキドキする。女性と男性だったら同性の方が自分と同じカテゴリだから安心するってこと。
同じカテゴリに属することに対して説明するなら別の例を出します。控室で待っててくれと言われた時、日本人と外人が反対の壁にいたら、なんとなく日本人の方に足が向くやろ？ そう言うことなんだよ。相手を警戒したり否定しているわけではなくて、別の相手が安心の対象になってるから相対的に警戒しているように見えるだけ。
というのが女側に属する私の主張（あくまで私を強調しておく）になるわけです。自分は男性じゃないから男性の気持ちとか一切分からないけれど、一方的に犯人扱いされる気持ちはわかるよ。イライラして気分悪いよね。
こんな風に考えてるやつもいるんだな、と思ってください。私も男性側が必ずしも痴漢してくるとは思ってないので。男も女もお互い折り合いつけて生きていこうな……。
