おぐら庵@濃厚な暮らし

いつか縁側で暮らしたい大学四年生

大学3年生、3月、就活終わりました。

  • 「はやく」就活を終わらせて遊びたい。
  • そのためには「はやく」就活を始めた方がいい。
  • でも「はやく」就活やるって何?

  実際の就活体験談を通して納得できる就活を進める手助けになれば幸いです。

 

記事を書いている人

  • 4月から大学新4年生。
  • 3月末に就活終了。
  • 2月頭に本気で動き始める。
  • 就活の意識を始めたのは4月頭。

 

  • 「就活にはやく取り掛かれと言うけれど、具体的にいつから始めればいいの?」
  • 「はやくと言われても何からやればいいのかわからない」
  • 「そもそもはやくやる必要ある?」

  本記事はそんな甘ったれた事を言う人向けです。ハチミツよりも甘い後回し思考を持つ皆さん。上の言葉は私の言葉です。結果、後悔しました。
  私の後悔ポイントから「はやい」就活について学んでいただければ幸いです。お前の話なんか知るかよって方は下方の「ここまでのまとめ」から読んでくださいね。

  就活をはやく終わらせるために、と言う意識は1年生の時から片隅にありました。後悔したくなかったので単位をMAXまで取得して4年生では必修授業のみを残すように計画していました。

一つ目の後悔ポイントはここです。

  • × 4年生で必修のみを残す
  • ○ 3年生の後期を空ける

 

  理想的な就活の期間は3年の後期〜4年の前期(出典:大学就職支援課資料)のため、3年生後期、4年生前期で卒業要件を満たせる程度で良いと考えます。特に3年生後期にはインターンシップが増えてくるので、平日に予定が入ることもあるでしょう。 私は大学で忙しいからとやらない理由を用意して就活から逃げていたのですが……。

  ここで私の就活について簡単に説明できればと思います。4月〜6月に大学の就活短期授業(インターンシップ特別講座)に参加していました。指定の計13回の授業に参加し、インターンシップ報告書を提出することで単位がもらえました。私はインターンシップに参加できなかったので単位は落としましたよ。

二つ目の後悔ポイントがこちら。

 

  追い詰められたよわよわな頭だと想像できないのですが、インターンシップの受け入れ人数は内定者人数より少ないので、必然的により多くの御祈りメールが届きやすくなります。その理屈を知らないでいると、自分はインターンシップにすら受からないんだから内定をもらえるわけがない、と自己否定に走ることになるでしょう。

  この時の対策として説明会とセミナー、なにより就職支援課との面談を重ねることが挙げられます。人に自分の状況を伝えることで状況を客観的に把握することができ、感情のデトックスが行えます。定期的に通うことで就活してるっぽい状況を作り出すことができます。やる気を保つこともできますよ。

  しかし、そこからやる気がなくなって2月まで何もしませんでした……。そこから2月にかけて動かなければならないと焦りはじめ、就活のとっかかりとして選んだのがエージェント登録です。ここからがあたしの本気の就活、もとい地獄の始まりでした。

  当時私が利用していたサイトはマイナビ、ワンキャリア、キャリアパーク、オファーボックス、ジョブラスなど。他にも登録していましたが、もう覚えていません。ただ、ほとんど放置してましたね。メインで利用していたサイトはキャリアパークエージェントです。

三つ目の後悔ポイントがこちら。

  • × 就活サイトはたくさんあった方がいい。
  • ○ 就活サイトは用途別、最小限にした方がいい。

 

  就活サイトの通知やメールによって精神が追い詰められます。ただし通知を削除すると大事なメッセージを見逃してしまいます。私は追い詰められすぎてTVすらまともに見れなくなりました。CMがあまりにも就活一色だったので。エージェントとの対話で一度に5、6ほど説明会の予定を決めるのですが「説明会に参加する」とはつまり「企業ごとの選考フローが始まる」ということです。そのため、予想していた以上に予定が詰まり、業界研究や自己分析を進める暇がありません。

私の実際のスケジュールはこちら。(企業名、人名は伏せています)

  まるまる空いている日はおろか、自宅でゲームをすることすらできませんでした。この時間以外で企業研究、自己分析を行っていたので、本当にしんどくて。とにかくみんな嫌いになって管巻いてました。最悪でしたね。就活がしんどいとは聞いていましたが、こんなにしんどいんだっていう。過激なことを言い出したり、訳もなく泣き出したりって感じで。現在地が屋上だったら真っ逆さまってくらいには追い詰められていました。

四つ目の後悔ポイントがこちら。

  • × 予定はたくさんあるといい
  • ○ 予定は自分のキャパ上限を考えて設定するべき

 

  よほどのドM、予定が入っていないと精神保てない、という性質でない限りは、自分の精神状態を鑑みて予定を入れましょう。でないと面接の30分後には面接という最悪の状況が続きますよ。

  私が特殊だったのは、どうしても行きたい企業様と1つ目の説明会でお会いすることができたこと。そうでなければ今だに御祈りメールをもらい続ける人生だったでしょう。このどん詰まり状態が半年続くことを想定してください。吐きますよ。ニキビはできるし、かかとは裂けるし、衝動的に刃物を手に取りたくなります。家に帰れば目が死んでるしリビングに座ったと思えば翌朝になり、慌てて朝風呂をしてご飯を食べないで説明会に参加します。しんどいよ。

  • ここまでのまとめ。
  • 就活ははやめに着手した方がいい。まじで。  

 

  ここでそもそもの話題に戻ります。「はやい」就活ってなんだ? 就活の内容を分類すると「書類用意」「説明会、選考」「雑務」になると思います。私が潰れた原因は「雑務」です。言い換えると、雑務が終わらないことで書類用意、選考に十分な時間を避けないことです。

  就活をはやめに、という言葉は雑務を終わらせて書類用意、説明会、選考に集中できる時間をつくるという意味です。いつまでに終わらせるのかといえば、1月です。3月には多くの方がエージェント登録をする(出典:担当エージェント)ため、遅くても2月、余裕を持って1月には終わらせましょう。やることは様々。

セミナー、自己分析、他己分析、ガクチカの用意、スーツ、カバンの用意、インターンシップ、業界研究、就活の軸極め、必要そうな資格勉強、SPI、適性検査対策、メール振り分け用意、業界に行きたい理由、長所短所……。山ほどあります。1月までに企業研究と選考以外のことを終わらせておくべきです。

 

  • 最後に就活生の皆さんへお伝えします。
  • 「早めに動くほうがいい。まじで」

 

読了感謝です。実際に何をするかは次の記事へ載せます。